「E30の反逆」の第16弾、ジャーマン記事2009年9月の改訂版
皆さんこんにちは。
暑さも一段落していますが「夏バテ」していませんか?
今年は9月にも連休があるので、家族や友人とツーリングや旅行を計画されている方が多いかと思います。
折角の連休ですから、「夏バテ」や「新型インフレンザ」でダウンなんてことにならないよう、体調管理には気を付けて下さいね。
さて、今月も「オリジナル等長エキゾーストマニホールド」についての紹介です。
前回「E30 M3」の商品版を紹介しましたが、いよいよ「6気筒モデル」の試作に入りました!
今回の「エキマニ」では、サンプルとして某チューニングメーカー2社のエキマニを比べながら製作してみたのですが、面白い事に2社ともほぼ同じ形でパイプラインとパイプ径も同じでした。
しかも、某チューニングメーカーのエキマニは、等長ではない上にポート径もかなり大きいときてる・・・。
エキマニとの段差もかなりズレがあり、効率面ではドイツ製品らしくない造りでした。
さらにO2センサーも取り付ける場所がない為、燃料噴射も代替値を常に使っているようです。
その代りにと言ってはなんですが、メンテナンス時(オイルフィルター交換時)のエレメント交換が純正同様で外しやすい形にはなっていました。
メンテナンス性を見ると効率的なのでしょうが・・・
んー・・・当時のチューニングカーではこれが限界だったのですかね(-ω-?
自社の設備では、コントロールユニットの3次元マップまでは見れませんが、サービステスターでステイタス画面(エンジンを掛けている状態のデータ)を見る限り、O2コントロールにも対応しているようです。
以上のサンプルデータを元に、オリジナルのエキマニを製作します。
狙いとしては、「気持ちの良い吹け上がり&燃費の向上」です。
まずは、ポート径と「エキマニ」の径をなるべく同口径の物に合わせました。
そして、マニホールドを等長にするために「曲げ」の変更も行い、さらにオリジナル商品には4~6番のパイプにO2センサーの取り付けを可能にします。(写真は試作の為付いていません。)
単体で真横から見ると、某チューニングメーカーの方はパイプも太くスマートに見えます。
一方、製作中のオリジナルは、エンジン搭載後の排気効率と見栄えの方にこだわり、まるで「F1」のエキマニのようなカッコ良さを目指して製作しています。
装着テストに関しては、アルピナ風ツーリングにて行っています。
これは、オイルクーラー装着車(325はサーモ付きのオイルクーラー標準のため、オイルエレメントの向きが異なる)でも装着可能にする為、エキマニ周辺のスペースを測ることも視野に入れて製作しているためです。
次回はデモカーへ装着し、テスト走行の結果も紹介して行きますのでお楽しみに!!
それでは皆さん、また次回お会いしましょう。
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